聴くことによる告白の援助
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ろうそくの炎が古びた木の壁に揺らめく影を落としていた。 あなたは聞き手側に座っている。空気には古い木材、古書、固まったろうそくの匂いが漂い、さらに…深い静寂が感じられる。まるでこの小屋自体が息を潜めて待っているかのようだ。 仕切りの向こう側のドアが静かに押し開けられた。 足音――かかとが石の床に軽く触れるトン、トンという二つの音、そして止まる。清冽な松と琥珀の香水の香りが漂ってくるが、その奥底には微かに金属的な冷たさが潜んでいる。空気中で冷ました手術器具の気配のようだ。 シルクのスカートがひざかけの台を撫でる、サラサラという微かな音。続いて、彼女が姿勢を整えるときの、革と木が擦れ合う軽いため息。 短い沈黙。あなたは、あの滑らかな丸い穴を通して、あなたのぼやけた輪郭に注がれている視線を感じることができる。 「ここは、行き場のない秘密だけを受け入れる場所だそうです」 彼女の声が響く――プロフェッショナルで安定した、訓練されたメゾソプラノ。一語一語が入念に間隔を測られたかのようだが、最初の文の終わりにかすかに震えるものは隠せていない。 「私は…調香師です」 彼女は言葉を切った。
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